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明治神宮参拝(後編)

こちらは西参道へ向かう出口です。
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ここから出ると小田急線参宮橋駅方面に出られます。
天皇家を祀る神宮だけにあちこちに菊のモチーフが見受けられます。
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今日も新人カメラマンが頑張っています。
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門扉にも菊の飾りが。
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こちらは菊花展に出品されている菊です。
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アップはこんな感じ。
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こちらは三つ目の演目「狛桙(こまほこ)」の舞台に向かう舞人。
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狛という名の通り高麗(朝鮮)の使者が日本の港に入港する姿を模し、
棹(さお)を持つ舞として表現されています。
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場所柄か、それとも元来 歌舞音曲を好まれる方だったのか不明ですが、
賑やかなことが好きな神様なんだなぁというのが印象です。
そういえば東京体育館でも始終大きなイベントが開かれているし、
ひと昔前は歩行者天国でいろんな人達が踊っていたし、初詣の人出も
ものすごいし・・・神聖や厳粛なことにはとらわれず、たくさんの人
が集まって楽しくしているのが好きな神様なんですね、きっと。
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そろそろお腹も減ってきたので、私達は北参道を通って代々木駅方向
に向かいます。
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先程までの賑わいとは一転、こちらは穏やかな神宮の森の雰囲気です。
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足元の枯葉にも目が行くくらい。
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秋の角度の付いた陽射しが木々の隙間を抜けてきます。
小さな子供ならずとも「ケンケン」したくなりますね。
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北池に向かう脇道は高原のような雰囲気です。
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代々木公園に隣接し、都心の真ん中で草原に座って眺める新宿の
スカイラインもきれいだし、今回はいけなかった庭園や森の奥・・・
まだまだ明治神宮の懐は深そうです。

さて・・・代々木で食事と言えばここしかありません。
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カンボジア料理「アンコールワット」
渋谷区代々木1-38-13 電話03-3370-3019
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代々木ゼミナールの向かいにある老舗カンボジア料理店です。
ここには新卒で入った会社の専務さんに連れられてよく来ました。
1982年創業というからすでに27年、愛嬌のある御夫婦が迎えてくれる
美味しくてリーズナブルなお店です。
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おっと、まさかのお父さんフレームイン。
鶏肉とショウガを炒めた定食とスープが絶品のフォーと焼飯の定食。
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生春巻きも美味しいです。
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奥は僕のお気に入り、かぼちゃプリンです。
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久しぶりでしたが、その味は変わることなく大満足です。
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おっと、再びお父さんフレームイン・・・これからも元気でね!

以上、明治神宮へのショートトリップでした。

以下は明治神宮のHPより「神宮の説明」
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明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、清らかで森厳な内苑を中心に、聖徳記念絵画館を始め数多くの優れたスポーツ施設を持つ外苑と、結婚式とセレモニー、パーティー会場の明治記念館とからなっています。
内・外苑一帯にわたって鬱蒼と茂った緑したたる常磐の森は、神宮御鎮座にあたり、全国から献木されたおよそ10万本、365種の人工林で、面積は70万平方メートル、国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。
初詣は例年日本一の参拝者数を集める神社としても知られます。そのほか、大相撲横綱土俵入りや、こどもの祭まで幅広い祭典と行事、厄祓い、祈願をとりおこなっております。加藤清正が掘ったと言われる清正の井や明治天皇のおぼしめしにより昭憲皇太后のために植えられた、美しい花菖蒲など、多くの見どころがあります。
明治45年7月30日に明治天皇、大正3年4月11日には昭憲皇太后が崩御になりましたが、国民から御神霊をお祀りして、御聖徳を永遠に敬い、お慕いしたいとの熱い願いが沸き上がり、大正9年11月1日(1920年)に両御祭神と特にゆかりの深い、代々木の地に御鎮座となりました。

明治神宮が出来る前はこの辺り一帯は南豊島御料地(皇室の所有地)といって、現在の御苑一帯を除いては畑がほとんどで、荒れ地のような景観が続いていたそうです。「永遠の森」を目指した壮大な計画のもと、大正4年から造営工事が始まりましたが、全国から植樹する木を奉納したいと献木が集まり、北は樺太(サハリン)から南は台湾まで、日本だけではなく満州(中国東北部)朝鮮からも届き、全部で約10万本の木が奉献され11万人に及ぶ青年団の勤労奉仕により植林することによって、代々木の杜が誕生しました。当時その種類は365種でしたが、東京の気候にそぐわない種類もあり、現在では246種類にりました。今や、東京ドーム15個分の境内に17万本もの木々が豊かに生い茂る貴重な自然林の姿をなして国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。御鎮座50年を機に境内の樹木の調査を行ったところ、わずか半世紀で自然の状態になっていることが解り世界的に注目を浴びました。明治神宮境内の樹木を見ると椎や樫、楠が多く、伊勢の神宮や日光東照宮のような杉や檜が少ないことに気づきます。創建当初明治神宮に何を植えたら立派に育つか、また100年後自然の状態になっていくのか、当時の学者たちが考えました。そして椎・樫などの照葉樹を植えることに決定したのです。理由は大正時代、すでに東京では公害が進んでいて、都内の大木・老木が次々と枯れていったのでした。そこで百年先を見越して神宮には照葉樹でなければ育たないと結論づけたのでした。ところが当時の内閣総理大臣であった大隈重信首相が「神宮の森を薮にするのか、薮はよろしくない、当然杉林にするべきだ」として伊勢の神宮や日光東照宮の杉並木のような雄大で荘厳なものを望んでいました。
しかし当時の林苑関係者は断固として大隈重信の意見に反対し、谷間の水気が多いところでこそ杉は育つが、関東ローム層の代々木では不向き、杉が都会に適さないことを説明してようやく納得させたそうです。
もしこの時に杉の森にしていたら、今のような素晴らしい森にはなっていなかったかもしれません。
明治天皇・昭憲皇太后両御祭神の御神徳と、近代日本の礎を築いてきた明治の先人達の積徳と共に、この森は永遠に子孫へ受け継いでいかなければなりません。             以上

  by iwakura-t | 2009-11-07 19:30 | 明治神宮09年11月

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