パティスリー ルイ ・ ルナ天文台 ・ ごはん処 かまど
今回は、絶品スウィーツと面白体験、おいしいお食事のお店を紹介します。
まずは小国町にある「パティスリー ルイ」さんです。
住所:熊本県阿蘇郡小国町北里356
電話:0967-46-3940
小国町の鍋ヶ滝が大雨の影響で観ることができなかったため、物産品を探しに訪れた
「道の駅ゆうステーション」で、ここの焼き菓子とプディングを見かけたのが始まり。
お宿の夕飯まで時間があったので、どんなお店かと期待せずに訪れたけれど、木曜日で定休。
次の日も気になって近くまで行ってみるも、金曜日もお休みということで空振り・・・。
3日目の土曜日、そろそろお昼になろうかという時間、
そして今日は阿蘇山を回って南阿蘇まで走らなくてはならない日でしたが、
お昼御飯を飛ばして念願の絶品スィーツを頂きました。
見た目にも美味しそうなケーキ、そしてパウンドケーキや焼き菓子にジャム・・・。
さんざん迷いながらリンゴをベースにしたケーキを頂きました。
その美しさ、美味しさといったら・・・。
私たちは東京の吉祥寺に住んでいるので、知る人ぞ知る「レピキュリアン」のケーキが
一番美味しいと常々思っていましたが、この熊本の杉に囲まれた(言葉は悪いですが辺境の地)
場所にこれほどのスウィーツがあるとは・・・本当に驚きでした。
驚きはケーキの味だけではありません。
まずはお店の場所・・・ゆうステーションから387号線を北上すること15分、木魂館を目印に
敷地内に入ると、サッカー場の脇を抜けて、かなりの勾配の坂道を登りきった丘の上に
ポツンと建っています。(美味しいと知らなかったら挫折しそう)
お店の中も写真の通り、高い天井にモダンなテーブルとスツールが点々と置かれていて・・・
壁には油絵や彫刻などが飾られ、アートスペース的なのに、ケーキは本格派。
ケーキの種類も豊富で、とても美味しいとはいえ、立地条件から考えて全部さばけるのか、
心配なくらいです。
(もし阿蘇くまもと空港から直接来るとしても、1.5時間から2時間は掛かると思います。)
素敵なオーナーが控えめにお店を切り盛りされていますが、最後の驚きはその営業期間
・・・3月から12月までの10か月間、しかも土、日、月曜日と祝日のみの営業です。
うーん、次回の訪問はスケジュール調整が必須ですね。
でも、もう一度味わいたい・・・そんなすごい、美味しい「パティスリー ルイ」さんです。
お店からはサッカー場、木魂館、遠く日田の山々が見渡せます。
続いては今回最終日に泊まった「オーベルジュ 森のアトリエ」に併設されている
「南阿蘇 ルナ天文台」です。
お宿自体はペンションライクな宿泊施設にちょっと豪華な食事が付くといった感じでしたが、
天文台を抱えた敷地、ガーデンウェディングもできる英国調のお庭はなかなかです。
ここでは土、日曜の夜に天体観測が出来ます。
天気が回復しなかったため、実際に星空を天体望遠鏡で眺めることは出来なかったけれど、
併設されているプラネタリウムの床に寝転がって、館長さんの楽しい星空話に耳を傾けました。
その後、天体望遠鏡を間近に拝見し、お値段を伺ってびっくり。
確かに高性能そうな、本格的な反射望遠鏡でしたが・・・〇億円ですって。
うーむ、やっぱりお金持ちでないと出来ない趣味なんですね。
さて、今回の旅もラストが近づいて来ました。
ルナ天文台から雄大な景色を抜けて、いざ阿蘇は中岳へ・・・と山頂に上がってはみたものの、
山頂は視界が10メートルも及ばない霧の中。
仕方なく地上へと降りてきて、南阿蘇村にあるごはん処「かまど」で最後の食事です。
こちらは昨年、ふらっと立ち寄った和食の美味しい食事処ですが、
予約なしでは難しいくらい混み合っています。
待たされるとしても手入れされたお庭を見ているだけで時間は経つものです。
ごはん処 「かまど」
所在地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3890
電話番号:0967-62-8110
料金 春夏秋冬 2,200円(昼のみ)
遊食(懐石のコース) 3,150円
野花(おまかせ料理) 5,000円
休み 不定休 時間 11:30~14:30、17:30~18:30(夜は要予約)
ここは一番安価な「季節のお昼のコース2,200円」でも充分満足できる、
クオリティの高いお食事を提供してくれます。
麩まんじゅうとフルーツトマトのジュレ寄せ、コーンスープ。
間にモロヘイヤラーメンを挟んで、メイン。
なによりこのお店で美味しいのがお店の名前にもあるとおり、かまどで炊いたご飯です。
まさにお米が立っている感じで、ふっくらとした味わい深いご飯です。
店内も落ち着いた感じで纏められていて、子供さんがいるお客さんとは区切られているので、
ゆっくりと食事を楽しむことができます。
今回の阿蘇、小国町の旅、いかがでしたか?
お天気には恵まれなかったけれど、また行きたいお店がたくさん見つかりました。
では、また。
by iwakura-t | 2008-07-07 18:40 | 阿蘇・小国町08年6月