カテゴリ:松浦浩之個展10年9月( 1 )

 

Super Acrylic Skin

今日は大学時代の親友AKIRAちゃんがマネジメントを務めているアーティスト

 松浦 浩之さんの個展 「Super Acrylic Skin - Sweet Addiction」

を見に行ってきました。
(開催期間は2010年9月1日(水)~9月25日(土)で、残念ながらすでに閉会しています)
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大学卒業後、某有名服飾メーカーに勤めていたAKIRAちゃんですが、松浦さんと知り合い、
今は独立して松浦さんのマネジメント兼アートディレクターをやっているそうです。
元々洋服のセンスもあったし、音楽や映画といったアーティスティックな方面に興味と
非凡な才能を持っていた彼ですが、本格的にその道で頑張っていてスゴイなぁと
ただただ感心しました。

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「Core」会場にて

松浦さんの作風についてはAKIRAちゃんの年賀状が近年そうだったので、何となく知って
いましたが、今回2Dのイラストレーション作品を間近で見て、そのクオリティの高さと独創性、
色彩感覚の素晴らしさに感銘を受けました。
僕的には今回は残念ながら展示のなかった「Transmission 9」シリーズのBlack Fireが好きです。
また、その才能は2Dに留まらず、3D作品にも如何なく発揮されており、今回展示されていた
『Genesis Monkey Red 』のメタリック感豊かな質感と、計算され、作り込まれた造形美には
圧倒されました。

こちらはかなりの大きさの『Genesis Monkey Red 』
Genesis Monkeyにはイラストレーション作品もあり、金猿シリーズ3部作は2Dならでは
の構図、迫力で圧巻です。
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手前にある白いものは1/5スケールのプロトタイプだそうです。
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1m20cm、各パーツに分けて3D出力したもので、FRPとは比べものにならないくらい
丈夫で軽量だそうです。
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(上) 偶然、僕もこのアングルからのショットが気に入ったのですが、
松浦さん自身も横からのアングルが好きで制作を決めたそうです。
全体のバランス的にも素晴らしいですよね。

(下)ボディには松浦さんのサインも・・・
イタリアのカロッツェリア ピニンファリーナみたいでカッコいいです!
そう言えば、ボディのカラーもフェラーリっぽいかも?
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僕的には車に使われる焼き付け塗装のメタリック感が深みがあって良いなと思いました。
写真集にあったホワイトバージョンも見てみたかったけど・・・。

こちらは10体展示されていた『Windy Bunny Porcelain 』。
ファーを着せかえるだけで、随分と印象が異なります。
こちらもイラストレーションの世界を3Dに展開されたものなのですね。
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アーティストの作品に触れるたび思うのは、その芸術活動の源泉はどこから来ていて、
これからどの方向に向かうのか?という疑問です。
松浦さんを突き動かす原動力となっているものはなんなのか?
これまで何と出逢い、ここまでたどり着くまでのプロセスはどうだったのか?
また、松浦さんはキャラクター的な要素を十二分に持った作品を作られていますが、
今は商業的な展開をあまりされていないようで、今後の展開にも大きな関心があります。
いつか、機会があればじっくりとお話を伺ってみたいですね。

かぶりものとして用意された各種のファーがAKIRAちゃんの前職の人脈によって
作成されていたことに感心しました。
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『Windy Bunny Porcelain 』のボディがボーンチャイナで、
しかもノリタケ製というAKIRAちゃんらしいこだわりに笑いました。
こちらがそのヌードボディ・・・陶器の透明感が良いですね。
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Windy Bunnyの原点はこちらで紹介されています。
http://www.cinra.net/tu/tokyoartcross.html

白バックに白い被写体・・・ブルーのファーを強調するためには白飛びも仕方ないか?
OLYMPUS E-P1なんておもちゃのカメラで作品を撮ったりして、大変失礼しました。
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閑話休題。
大学時代の多くを過ごした親友、すでに卒業してからは20年、最後に逢ってから
12年程度が経過していましたが、話し始めると瞬間当時にタイムスリップして
「・・・そうそう、こんなタイミングでこんな風に笑うんだよな。」
と思い出し、懐かしさとともに、少しだけ大人になった自分を噛みしめました。

大学時代、怖いもの知らずでやんちゃばかりやっていた僕やあっちゃんが
割と堅実な仕事に就いて、家庭を築いて地道にやっているかと思えば、
一番堅物でまさに天職と思えたお堅い出版社の内定を蹴って、TV番組製作会社
に入ったかっちゃん・・・しかもバラエティ番組って。そんなかっちゃんも
苦難のAD時代を乗り越え、今では独立の上、プロデューサーとして頑張ってるみたい。
純ちゃんは相変わらずだね、ふらふらしてちっとも連絡寄こさないし
・・・元気でやってる?
あとは・・・タイチ、音楽を極めるためニューヨークに渡った以降の消息が不明。
ベーシストとしては結構な腕前だったから、どこかで成功しているのかな?
どこかでこれを見たら連絡くださいね、みなさん。


なお、今回の写真についてはマネージャー殿より許可をいただいております。
作品に関して興味のある方はまず、松浦さんのHPを覗いてみてください。
松浦浩之さんのHP http://hiroyukimatsuura.com/
DIARYには今回の個展の写真、ご本人のコメントも掲載されています。

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「The animals hid underneath the fur of the beasts-Ambassador」

以下に今回の個展に関する紹介文を掲載しておきます。

この度、「東京画廊 + BTAP(東京)」では、9月1日(水)より
松浦浩之個展「Super Acrylic Skin - Sweet Addiction」を開催いたします。

松浦浩之は1964年東京生まれ。1984年から有限会社タクスフォークスに勤務し、
グラフィックデザインの業務に携わります。
1999年より、「日本のキャラクター文化」をテーマに作品を制作。
2005年に東京画廊で開催された個展『Super Acrylic Skin』でアーティストへ
と転身し、以降、絵画、立体、版画など作品の形式を広げながら、国内外で
作家活動を行っています。
近年では、2008年と2009年に台湾の誠品画廊、2009年に北京のBTAPで個展を
開催するなど、年々国際的な注目を集めているアーティストです。

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松浦の作品には、多彩なキャラクターが次々と登場し、それらは画面一杯に
クローズアップした大胆な構図で捉えられます。それらのキャラクターは、
含みのある表情で画面上に存在し、時には媚びるように、時には挑みかかるように、
また時には冷淡に私たちを見ているのです。
大量の複製イメージが生産される現代社会において、キャラクターは市場を
通って日常生活に氾濫しています。キャラクターを創り出すことを仕事としてきた
松浦にとって、日々消費され忘れ去られていく彼・彼女たちは、空想でありながらも
極めて身近な存在であったと言います。アクリルの肌「Super Acrylic Skin」を持つ
松浦作品のキャラクターたちは、外からは見ることのできない内面を有して画面内
に立ち現われ、空虚な擬人像を脱して、その存在を主張するのです。
本展では今年に入ってから制作されたペインティングに加え、昨年から企画・制作を
続けてきた立体大作も、初めて発表する予定です。
松浦浩之の新たな創作を是非この機会にご高覧下さい。


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AKIRAちゃん、久しぶりに逢えて本当に嬉しかったよ。
あの頃のメンバーを集めてみるから、今度飲みに行こうね!
素晴らしい写真集もありがとう!
松浦さんともども、ますますのご活躍を期待しています!

今日は先にこちらをUPさせていただきました。
明日以降、バリ島の山のリゾート編に取り掛かります!
では、また。
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  by iwakura-t | 2010-09-25 22:30 | 松浦浩之個展10年9月

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